3月 20th, 2016年

2016-03-20
「イリオモテヤマネコ」”生きた化石動物”の謎

ヤマネコ発見50年ということで、
復刊された戸川幸夫氏の「イリオモテヤマネコ」を読んだ。
ヤマネコが認知され、大切にされるまでに、多くの葛藤や交渉、奔走があったことがよくわかる。
動物に関わっていく上で、人と人との関わりがいかに大切か。
それは今も昔も変わりがないのだな、と思った。

懐かしい地名と、描かれたかつての風景が、
子供の頃から父に聞かされていた40年前のシマの風景にリンクする。夢中になって読んでしまった。

東京での話では、先日「3万年前の航海」の説明会や草船づくりでうかがった
国立科学博物館が頻繁に登場する。
そういえば、あのプロジェクトも、第一回目の航海の目標地点は西表島。なんだか縁を感じるな。

あとがきは、JTEFトラ・ゾウ保護基金の戸川久美理事長。
動物たちのために奔走するその言葉にも、グッとくるものがあった。
島の関係から縁があって何度かお話させていただいたけれども、
これまた縁を感じます。

ここで生活する、という道は選ばなかったけど、西表島は
20年以上通い続けてきて、僕の人生の中で一番一途な時間を過ごしてきた場所でもある。
この島の森を歩き回った時間が無ければ
僕はアマゾンにも行くことが無かっただろうし、結婚もしていないだろう。

まぁ、そんなことはいいのだけれど、
良い本です。おすすめです。

Tags:
Posted in Life, thought | Comments Closed